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試験紹介(陸上特殊無線技士試験)

このページでは、陸上特殊無線技士の試験概要、受験スケジュール、そして、統計情報を紹介しています。

試験概要

陸上特殊無線技士試験は、電波法施行令に基づく総務省認定の国家資格です。
1990年の電波法施行令の改正に伴い、「陸上特殊無線技士」が正式に明文化されました。

対象者像

無線システムの設計・保守からトラブル対応まで幅広い業務領域で活躍できる資格であり、次のような業務に携わる技術者が対象になると考えられます。

  • テレビ中継局エンジニア
  • 携帯電話基地局の設置・保守担当
  • コミュニティ放送局の技術運用者
  • 気象レーダーの運用・保守担当
  • 防災行政無線・警察無線・消防無線の操作者
  • 鉄道無線・タクシー無線・ローカル5Gなど各種業務用無線の技術者
  • 業務用ドローンによる空撮・測量で無線通信を行うオペレーター

試験時間・出題形式・出題数・解答数

試験内容は次のとおりです。

一陸特二陸特三陸特
試験科目無線工学(24問)、電波法規(12問)無線工学(12問)、電波法規(12問)無線工学(12問)、電波法規(12問)
試験時間3時間各科目1時間(合計2時間)各科目1時間(合計2時間)
試験方法年間3回、全国11都市で開催。CBT方式。テストセンターで随時受験可能。CBT方式。テストセンターで随時受験可能。

採点方式・配点・合格基準

各試験の合格基準は、次のとおりです。

一陸特二陸特三陸特
配点無線工学120点、電波法規60点無線工学60点、電波法規60点無線工学60点、電波法規60点
基準点無線工学75点、電波法規40点無線工学40点、電波法規40点無線工学40点、電波法規40点

統計情報

令和5年度の試験の統計情報です。

一陸特(令和5年度)

7373
応募者数
5690
受験者数
1992
合格者数
35.0%
合格率

二陸特(令和5年度)

5792
応募者数
5569
受験者数
4683
合格者数
84.1%
合格率

三陸特(令和5年度)

2034
応募者数
1945
受験者数
1648
合格者数
84.7%
合格率